関東モトクロス選手権シリーズ 第7戦 / 2020年9月6日(日)
大会:関東モトクロス選手権シリーズ 第7戦 群馬大会
会場:軽井沢モーターパーク(KMP 群馬県吾妻郡嬬恋村)
【レポート及び写真:秋間様、吉岡様】
■総評
海希選手は、後半戦、攻めようという意識があった。
H1でのガス欠、H2でのマシン不調などが影響し、最悪な結果になってしまった。
レース人生で今回初めてスタートして戻って来ない経験をする。
これからの飛躍につながるレースであった。
悠選手は鎖骨骨折のハンデを負いながら、ここまで走れるものなのかと驚きを隠せない。
今後の完全復活を目指し頑張ってもらいたい。
■今後の予定
残り2戦。
海希選手には悠選手の分まで活躍してもらい、悠選手の一日も早い復活を願う。
当日は朝から雨、ハーフマディ。
前回のレースで鎖骨骨折した悠選手は、バイクに乗れるまでに復活。
■海希選手(NAクラス)
H1:DNF H2:8位 総合:10位
H1:
スタート時、後ろで何台かが多重クラッシュし、巻き込まれて最後尾からのスタートとなる。
一周目で8位まで挽回する。
中盤、マディコンディションと滑りやすい路面に苦労しながらも6位争いを演じる。
7位で走行中、最終ラップでまさかのガス欠!リタイヤする。
いつもどおり適切な燃料を入れていたが走行がハードで、アクセルを回し過ぎたための燃費の悪化が原因であった。
H2:
午後になるに連れて路面が滑る状況になる。
スタートは決まるも、中盤でジャンプ中にバランスを崩すことが何回かあり、さらに追い討ちをかけるようにオーバーヒートが発生する。
クラッチワークで調整するが、悪条件の路面に苦労し8位でフィニッシュ。
■悠選手(JXクラス)
H1:14位 H2:DNF 総合:-
H1:
最悪のコース状態でのスタートとなる。
ジャンプを低く飛んでクリアしていく。
マディで体力を奪われるコンディションを冷静に見極めて、他の選手と違うラインを果敢に攻める。
途中、転倒はあったものの無事14位でフィニッシュ。
H2:
スタート前に前輪のパンクが発覚。一度ピットに戻り、練習車のタイヤに入れ替える。
外側からスタートするが、前のライダーが転倒する。ラインを変更してうまくやり過ごす。
H1よりも上位を狙い、終盤まで13位前後で走行する。が、最終ラップ最終コーナー手前で上位数台が絡むアクシデントが発生する。バイクに脚を踏まれてしまい、転倒リタイヤとなる。