■ 九州地区「こども二輪塾インストラクター講習」
去る8月23日、「九州地区でも是非こども二輪塾を開催したいので、 インストラクター講習をしてほしい。」とのご依頼をいただき、伺ってきました。
天気予報では台風の影響で雨になる予報でしたが、曇りベースの絶好のコンディションでした。 場所は (株)ホンダドリーム福岡中央 様の駐車場の一角をお借りしました。 午後からスタッフとの打ち合わせを行い、講習内容と手順の説明をし、いよいよ講習開始です。
参加する子どもたちも初めてなら教える側のインストラクターの先生方も初めてです。
横一線に向かい合って整列する生徒と先生...
『 よろしくおねがいします! 』
元気な声がお店の中にまで響きます。
準備体操に続き、教習簿 “あゆみ” に従って講習は進んでいきます。
『 アクセル開けて! 』 の声に、子どもはきょとん??
それもそのはず
『 アクセルってなに? 』 『 あける?? 』 『 なにをあけるの? 』
そうです...「 にぎった右手をまわして 」 じゃないと最初は解らないのです。
そんな言葉の言い回しにとまどいながらも、生徒たちは確実に段階を進み、少しずつ走る距離を伸ばしていきました。
気がつけば既に50分をすぎていました。
『 休憩しましょう 』 『 たぁ〜のしい!! 』
一人一人に目線を合わせながら、汗だくで走り回る先生方もその声にホッと一安心。
残りの講習が終了する頃には、全員が “タイダウン” (バイク後部に付ける安全用のロープ) を外して走れるまでに上達しました
(駐車場だったので、実際には数人しか外しませんでしたが)。
つまり先生方の言葉が、きちんと伝わっていたんですね。
『 あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た!! 』
最後の挨拶の時の子どもたちの顔は、いつ見ても素晴らしく輝いています。
皆さん本当に疲れ様でした。
今日の経験を活かし、たくさんの子どもたちにこの楽しさを教えてあげください。
そしてインストラクターとしての感動をもっと多くの方々に、知ってほしいと思います。
以上のような講習を終え、翌朝の飛行機で東京に戻りました。
報告者: 事務局長 矢島
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